サイトマップ お問合せ
NPOみなまたトップ > NPO情報 > 寄せられたメッセージ


 アクセスマップ

 設立趣旨書

 メッセージを
  いただきました

 ・吉井正澄 水俣前市長

 ・渋谷出水市長
   

吉井水俣市長(当時)

 御紹介を受けました吉井でございます。今日はNPOみなまた設立総会が春爛漫の中に関係者多数御参集の中で開催されることを心から御喜び申上げます。
NPOの設立は水俣で第一号になると思います。それに県境を越えての組織です。
今日は出水市の渋谷市長ともども、心から御祝いを申上げる次第です。

 水俣病の教訓をしっかりと伝えながら、そして引きずっている未解決の問題についても解決のために努力する、そして患者さんをはじめ高齢者、障害者のみなさんの御手伝いを真心込めてやっていこうとの理念を御聞きし、私深く尊敬の念をいだいたところです。

 水俣市も水俣病の教訓を発信しながら環境と、健康、福祉の面をたいせつにする町をつくると取組んで努力しているところです。水俣市もようやく環境の面についてはある程度の前進をしておりますが21世紀を迎えてから本腰を入れて、健康、福祉の面で充実をはかつてまいりたいと理解しているわけでごさいます。

 現今高齢化、過疎化の中で負担とサービスをどう両立させるか難しい時代を迎えていますその中で公助、互助、自助,この三つのバランスをしっかりと取りながら充実していくべきであるとおもいます。

 NPOの立ち上げは民間による互助だと思いますが、それにとどまらず自立の促進、生きがいの創造の面までというすばらしい組織であるとおもいます。大きな期待を致しております。代表の橋口三郎さんは、長い間患者救済のために先頭に立って私心をすてて御努力して頂きましたその間の活躍を見せて頂いており、また資料館の語り部としてお願いをしているところです、大変すばらしい人だと尊敬の念を深くいだいているところです。

 NPOの立ち上げに御案内にお見えになりました時、今三郎の家を作りたい、この土地は祖先から頂いたのではなく補償金でもとめたものであるから、仲間、患者、困っている人のために利用したい。亡くなった奥さんも両手をあげて賛成して頂くもんだと話されました。

 すごい感銘を覚えました。色々と言葉ではいう人は多くいます、評論家もいますが自分の私心をすてて実践をする人はすごく少ないようでございます。橋口さんならではと感激をしたわけでございます。この橋口さんの熱い思いがしつかりと花開きますように、三郎の家だけにとどまらず広範な分野に渡って発展していただきたいと心から念願を致しておるわけでございます。

 私たち行政といたしましても福祉の充実のための努力をしてまいります。各士界の御発展を、そしてそのためには何よりも橋口さんはじめ関係者のみなさんが御健康で活躍されることがなによりでございます。心から御健勝をお祈りいたしましてお喜びの言葉と致します。今日はおめでとうございました。


 渋谷出水市長



 本日はNPOみなまた設立総会に隣県の私までお招きいただき又、こうして御挨拶の機会をお与え頂き光栄に感じているところです。只今、吉井水俣市長さんからその経緯等につきましても又、協立病院の先生からもこと細かな説明がございましたが、先般橋口さん中山事務局長さん等にお越し頂き、のことにつきましての説明をして頂きまして理解をさせて頂いているところでございます。

 大変長い間、被害者の皆様方をはじめとして、苦悩と痛恨の歴史がありました。そしてその上に立つての反省があり、その事を尊い教訓としながら、これから先の世の中にこの事をどのようにして生かして行くべきか、このような形で被害者の会の皆様方をはじめ吉井市長さんを中心とする行政、議会、市民の皆様方が一体となつて環境都市水俣を目指され内はもとより、世界にこの事を発信されてそれが今軌道にのりつつあると言うことで、私も大変嬉しく存じあげているところです。

 この度は又、橋口三郎さんが家や土地を補償金で得たけれども、それに対して何か社会に恩返しをしたいと言う長い間の熱い思いがこのような形で実りまして、私も出水市と言う橋口さんの居住地の市長としても大変うれしく感動いたしているところでございます。

 只今、会員が103人と言う事でしたが近い将来には350人まで立ち上げたいとの希望もお持ちとのようでございます、どうぞ皆様方の希望が叶いましてNPOみなまたが益々発展をし、設立の趣旨にありますことが見事に成果として現れてきますように心から御祈念を申上げます。
私ども出水市で昨年11月から痴呆による行方不明者が2名でました、水俣市長はじめ多くの市民の方々に御苦労をおかけしましたが、最初の方は残念ながらしばらくして御遺体で発見されました。しかしこの前の方は幸に津奈木の方で生存で確認され保護され現在水俣で療養中で体力も快復に向っていると伺っております。

 行政といたしましてもこの認知症対策、急がなければならない事で考えさせられるところで御座います。そう言う中にあって橋口さんのグループホーム構想で御ざいます、どうぞこの事が成功裏に終始致しまして、市民が求める又、高齢者が求める痴呆対策が発展します事を又、NPOみなまたの発展と、皆様方の御健勝を願ってお祝いの言葉と致します。






NPOみなまたトップ NPO情報

Copyright (C) 2005 NPOみなまた